パリ五輪、選手村は「エアコンなくても大丈夫」　地下水で冷却＝主催者

7月26日から開催されるパリ五輪・パラリンピック。大会期間中の熱波について、国際代表団が懸念を表明しているが、大会主催者は選手村の宿泊施設を地下から汲み上げた水で冷やすと説明し、「エアコンは必要ない」との自信を示した。欧州ではこの夏、再び気温が上昇するとの予報が出ている。

「パリ五輪・パラリンピックの選手村に、エアコンは要らない」――大会主催者はこう、自信を示している。

欧州ではこの夏、再び気温が上昇するとの予報がある。主催団体のヤン・クリシンスキー氏「2024年、そしてそれ以降の夏でも快適に過ごせるように選手村の施設を設計した。この建物にはエアコンは必要ない。というのも、ファサードの向きを工夫し、夏の日差しを遮るようにしたからだ。ファサードや断熱材が非常に効率的だからだ。また、宿泊施設の空気を冷やすため、地下から汲み上げた水を利用している。だから、夏でもエアコンは必要ない」
選手村は大会期間中、2万人以上のアスリートを迎える予定だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b37ec7135fd0acbb0f19ef4e8a037b280495fd6